セントルカ眼科歯科クリニック 鶴間 大和市 眼科、歯科、小児歯科

よくある病名の説明

よくある病名の説明

緑内障

何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇がその病因の一つと言われています。以前は高眼圧症(22mmHg以上)に加え視野狭窄を来たしていると緑内障といいましたが、最近健診等で眼圧検査をすると眼圧は正常でも緑内障と同じように視野が欠けていく「正常眼圧緑内障」が多くなっています。
40歳を過ぎたら緑内障には注意する必要があります。

白内障

眼の中にあるレンズ(水晶体と言います)が濁る病気です。
レンズが濁る原因はいろいろありますが、一番多い原因は加齢です。

加齢以外の原因としては、1) 打撲(外傷性)、2) 薬の副作用(薬剤性)、3) アトピー性皮膚炎や糖尿病などに併発(合併症) などがあげられます。
白内障が進行すると、レンズが濁って視力が低下し、霧がかかったようにかすんで見えます。また、眩しく感じることもあります。
白内障の進行速度には個人差があるので、日常生活や業務の状態を医師と相談したうえで治療方針を立てると良いでしょう。

ドライアイ

いわゆる”乾き目”の事です。
涙の分泌量が減少したり、涙が蒸発しやすくなっている状態です。

原因は、加齢、パソコン作業などによる目の酷使、空調による空気の乾燥、コンタクトレンズの使用など、さまざまです。

ドライアイの状態になると、目がショボショボ、コロコロしたり、視界がかすんだり、目が痛くなったりします。ドライアイの症状が進むと、眼の表面(角膜)に小さなキズがついて眼痛や炎症が生じたりする事があります。

眼精疲労

いわゆる”疲れ目”です。
目を使う作業を長時間続けたことが主な原因です。
その他、老視、遠視、自分の目に合っていない眼鏡を使用したり、眼鏡が必要なのに無理に裸眼で生活しているなど、さまざまな理由で眼精疲労は生じます。

主な症状は、目の奥の痛み、頭痛、肩こりなどです。

遠視の小児が手元の作業(近見作業)時に眼精疲労を生じることがあるので、遠見視力が良好でも必要に応じためがね装用をお勧めします。

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)

目の周囲に瞼の開閉に関わる筋肉があり、その筋肉が自分の意思と関係なく勝手に痙攣し、目が開けにくくなる病気です。
50歳~70歳代の特に女性に多くみられます。
初期には「ドライアイ」と似通った症状がみられ、進行すると自分の意思で目が開けられなくなります。

片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)

顔面神経が隣接する血管の圧迫を受けて自分の意思に関係なく、顔の片側の筋肉だけが勝手にピクピクする病気です。
ほとんどの場合、顔の左右片側どちらかに起こる病気です。
初期には主に顔の片方の目の周囲、口がピクピクします。
進行すると症状が頻繁に起こり、目の周囲や口、頬、あごの筋肉がひきつります。